Written by Rieko @ Aieem

英語の表現| 日常英会話の常連フレーズ「〜したほうがいいよ」シチュエーション別に解説

英語で表現

「〜したほうがいいよ」のシチュエーションで
出てくる”had better”。

“should”にも同じような用法があって
「どう使い分けたらいいの?」
って思うはず!

訳は一緒でも使うべきシーンが異なる
この2つをわかりやすく解説します。

本記事に出てくる表現

  1. had better を使って真剣に「~したほうがいいよ」
  2. shouldを使って軽いノリで「~したほうがいいよ」
  3. had better と shouldを例文で完全理解!

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had better を使って真剣に「~したほうがいいよ」

”You’d better~”  “I’d better~”
このような書き出しの文章を見たこと
ある人も多いのでは?

”had better”を省略した形です。

会話ではほとんど省略形で表現される
ので覚えておきましょう。

見出しにもあるように
真剣にオススメ、アドバイスする時に使う表現。

例えば、めちゃくちゃ寒いのに薄着でいる友達に

「もっと厚着しなよ~風邪ひくよ」と忠告したいあなた。

You’d better put more clothes on.
You’ll catch a cold.

主語+had better+動詞の原形
となります。

よくある質問「hadだから過去形なの???」

いえいえ、この”had better”は
現在/未来の事について語られる時に
使う表現です。

日本語訳を見ても「~したほうがいい」は
今、もしくは未来にしか使いませんよね?

過去形になりません。
「~したほうがよかった」はまた別の表現です。

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shouldを使って軽いノリで「~したほうがいいよ」

「~するべき」という訳で使われるshouldですが、
ネイティブはどちらかというと「~したほうがいい」
の意味でshouldを使うことが圧倒的に多いです。

had betterと何が違うかというと

「忠告」なのか「オススメ」なのか。

真剣なシチュエーションには”had better”
軽いノリには”should”

と覚えてOK.

例えば、友達に美味しいコーヒーのお店を教えてあげたいあなた。

「新しいカフェのコーヒー飲んだ?めっちゃおいしかったよ!
飲んでみたほうががいいよ~」

Have you tried the coffee from the new cafe?
It was so good! You should try it.

had betterの例文を見てみると友達が
風邪をひかないか心配している様子が
見て取れ、

「~しないと~するよ」

というニュアンスが含まれています。

shouldの例文をみてみましょう。
友達にオススメをしています。
had betterのニュアンスと比べると
明らかに軽い。

「~してみたほうが良いよー」

という感じです。

ランダムにシチュエーションを想定した
例文でこの違いに慣れていきましょう♪

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had better と shouldを例文で完全理解!

ガソリンスタンドで止まったほうがいいよ。
ほとんど空っぽだ。
We’d better stop at petrol station.
The tank is almost empty.
※給油しないと車が動かなくなる!という状況。
これはもちろんhad better で。

すごく良い映画だった。行って見たほうがいいよ~
It’s a great movie. You’d better go and see it.
※相手にオススメはしてるけど、
別に行かなくても問題ないのでshould。

この映画8:00スタートだよ。
もう出発したほうがいい、でないと遅れるよ。
This film starts at 8 pm.
You’d better leave now or you’ll be late.
※早く出ないと映画の始まりに間に合わない
という忠告なのでhad better。

会いに来てくれてとっても嬉しいです。
是非、もっと来てくださいね。
We’re glad you came to see us.
You should come more often.
※日本語訳をみると” Please come more often.”
と言いたいところですが、ここではshouldを使いましょう。
「私たちはあなたが会いに来てくれてとっても嬉しいから、
もっと来てくれたほうがいいんですよ。(遠慮しないでね)」
となります。フレンドリーでwelcome感あふれるフレーズ♪

顔青いですよ。座ったほうが良いですよ。
You look pale. You’d better sit down.
※電車の中で立ってる人がしんどそうな状況
を想像しましょう。「座らないと倒れてしまう」
ようなシチュエーションではhad better。

次のデートでどこに彼女連れて行くの?
Where are you taking her next date?
新しいレストランに行くつもりだよ。
I’ll take her to the new restaurant.
あそこ人気だから予約したほうがいいよ~
They are very popular, so you’d better make a reservation.
※予約しないと入れないかも!の忠告です。

時間がない!
We are running time!
できるだけ早く出発したほうがいいよね?
We’d better leave as soon as possible, hadn’t we?
※急いでて、早く出発しないと遅刻しちゃう!
というシチュエーションなのでhad better。
「~したほうがいいよね?」と言いたい時は
付加疑問文にしましょう。hadを否定の形にしたらOK.

髪伸びたね~
Your hair has grown long.
切ったほうがいい?
Should I get my hair cut?
※アドバイスを求めるときはshouldを使います。

こうやって状況別で見てみると
had betterとshouldの使い分けは
いたってシンプル。

had better =真剣に「~したほうがいいよ」
should=軽いノリで「~したほうがいいよ」

これであなたの表現力がさらにUPすること間違いなし♪

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