Written by Rieko @ Aieem

英語は映画で学びたい!正しい見かたとおすすめの映画

英語で生活 英語勉強法

映画を英語学習に使うメリットは?

・リスニング力/単語力がつく
・日常で使える英語表現が身につく
・会話で重要な発音、アクセント、イントネーションがわかる

今回は英語勉強のための映画の見方やオススメ映画を紹介します。

本記事の内容

  • まずはじめに:字幕あり?なし?
  • 映画ならでは:リアルにリスニングの力を上げる見かた
  • 映画だからこそ:日常で使える表現とは?
  • 会話力がグンっと上がる:発音、アクセント、イントネーション
  • おもしろくて聞き取りやすい!おすすめ映画

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英語を学ぶための映画の見かた〜字幕あり?なし?〜

subtitles

1度目は字幕ありで見てストーリーを理解して、
2度目は字幕なしで見ます。

字幕のいいところは、日本語と英語の会話表現の相関性がダイレクトにわかるところ。

気を付けないといけないポイントもあります。
字幕翻訳をしたこともある私ですが、字幕には、
そのフレームに収める字数がきまっています。
つまり、そこに収まるように意訳しないといけない。

ゆえに、意味合いは日英おなじだけど、
言葉そのものの訳ではないことも。

普段から、

「英語学習は言葉にとらわれすぎず、ニュアンスを大事にすること!」

を主張している私も字幕付きで映画を見ると
「なるほど、こう訳すか~」
って感動することもあります。

あと、悪態をついたり、こき下ろしたりな表現も、日本で上映できるように
上手に訳されてることがあります。

ですので、訳を鵜呑みにせず、調べてから使いましょう。

注意点はあるものの、字幕と併用で学習するのは、ホントおすすめ!
さらっと聞き流す感じで何回も同じ映画を見ると耳が同じ音に慣れます。

英語を学ぶための映画の見かた〜リスニングの力を上げる〜

lisetning

先にも書きましたが、1度目は字幕ありでストーリーを把握します。
2度目に字幕なしで集中して聞き取りしてみましょう。

映画を楽しむ、というよりは、映画を教材として利用する感じ。
なので、3度でも4度でも繰り返し聞いてみるといいでしょう。
繰り返すことで、聞き取れなかった言葉がわかったり、
新しい表現に気づくことができます。

リスニングに慣れたら、シャドウイングもおすすめです。
発音のまねっこですね。
聞けても発音できないのは、このシャドウィングの練習が欠けているから。
シャドウイングについては下記リンクの記事にまとめてあります♪

映画選びの注意ポイント

映画で英語を学びたいと思う人は多いとおもいますが、
選ぶ際の注意を一つ。

よく英語に自信のない人、初心者の人に多いのが
子供の映画をチョイスすること。
これはおススメしません!
映画のタイプにもよりますが、子供向けの映画は、対象年齢が低いものだと
子供が理解できるレベルの表現しか出てきません。

最初は聞き取りになれないかもしれませんが、耳が慣れてくるので大丈夫。
自分は英語初心者だと思う人も、頑張って聞いてみましょう。
何回か繰り返すと耳が慣れてくるでしょう。

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英語を学ぶための映画の見かた〜日常で使える表現とは?〜

expression

映画で勉強する最大の利点は、日常生活で使える表現が満載なこと。
テキストでは、文法は学べてもリアルに会話で使える表現は多くありません。

たとえば、

黙って!
Zip up!

ねぇねぇ、あのさぁ、
Guess what

Guess what I saw my ex-boyfriend walking with a girl the other day!
あのさぁ、この前元彼が女の子と歩いてるの見ちゃった!

こうしよう。(会話のはじめに提案する時)
Tell you what

 Tell you what. Why don’t we keep it secret from him for a while?
こうしよう、彼にはこのこと当分ヒミツにしておこうよ。

わたし今取り込み中なの
I am middle of something

しっかりして!
Pull yourself together!

こういったフレーズ、会話で突然出てきても、
???」な人が多いのでは?
何気ない相槌など、なかなかテキストではお目にかかれない表現に
出会えるのは映画の醍醐味です。

英語を学ぶための映画の見かた〜発音・アクセント・イントネーション〜

accent

この3つは英語学習の中でも軽視されがちなところ。
だけど、英語力を爆上げするのに絶対はずせないポイントといっても過言ではない!

わたしの独学経験上、身にしみて感じることです。
なぜかというと、

「発音できない言葉は記憶に定着しない」から。

では、この3つの違いを説明しておきましょう。

  1. 発音・・・言葉の音の出し方
  2. アクセント・・・単語の音の高低(辞書などで、一番強調するアルファベットの真上にアクセント記号がついてます)例:movie→発音múːvi、
  3. イントネーション・・・文章全体の音の高低(日本語で言う◯◯弁みたいな感じです。同じ文章でも地域によってイントネーションが違います)

音を聞き取り、正しく発音するには繰り返しの練習が大事です。
ただ、同じ映画を何回も見るのは苦痛・・・笑

なので内容は面白くなければ!

そこで、私が実際に見て、聞き取りやすいし、おもしろいと思ったものを紹介します。
あと、初級から中級のための映画ということで専門用語が頻繁に出てくるようなものは避けています。

実生活でも使える表現がたくさん出てくる作品をピックアップしてみたのでぜひどうぞ♪

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おすすめ映画6選 (聞き取りやすさ、おもしろさ重視チョイス)

love actually(ラブ・アクチュアリー)
言わずもがな、王道の恋愛映画。
恋愛シーンで使える表現が満載です。とても聞き取りやすいテンポなので初心者にもおすすめ。

Oceans8(オーシャンズ8)
意外と聞き取りやすいペースと、発音。
かっこいい女性たちのストーリーにのめり込んで見てしまいます。
かしこまらない砕けた会話がほとんどで、友達との会話に使える表現がもりだくさんです。

The devil wears PRADA(プラダを着た悪魔)
ビジネスシーンで使える表現も多いし、オシャレでテンポも良い。
ファッションも楽しめるので、女子にはおすすめです。
将来海外で働きたい方はぜひ見てみて♪

Knocked Up (邦題:無ケーカクの命中男)
一夜限りのお楽しみのはずが、予想外の展開に・・・
セス・ローガンの軽快なテンポのジョークにプププとなるコメディー
カップルの喧嘩シーンなどは早口になるのでリスニング力の強化にも。

Catch me if you can(キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン)
レオナルド・ディカプリオの素晴らしい詐欺師っぷりに夢中になるストーリー。
パイロットに変装したりビジネスマンに変装したり・・・
わかりやすい表現が多く、テンポもリスニングに適した速さです。

Wolf of Wall Street (ウルフ・オブ・ウォールストリート)
こちらもディカプリオが主演の作品。
興奮しっぱなしで、とにかくディカプリオの演技は圧巻!
ウォール街が舞台だけにビジネスマインドが刺激されます。
“Sell me this pen.”「俺にこのペンを売ってみろ」
“The key to making money.”「金儲けの秘訣」
のシーンはビジネスにも役立ちそう。

英語を学ぶための映画の見かた〜まとめ〜

まだまだたくさんあるオススメ映画。
今回紹介した6本は初心者から中級者向けで、
いろいろなシチュエーションを想定して選びました。

恋愛、友達との会話、ビジネスシーン、もちろんすべての映画に
日常英会話の基本表現がつまっています。

ただ、映画を見るのも楽しいけど、
こんなにマルチに英語力を底上げしてくれる教材は他にはないかも。

英語、英会話の新たな一面に触れることができると思います。

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