英語での住所の書き方は簡単! 日本の住所と海外の住所の書き方について解説
英語で住所を書くことってあんまりないけど、どんな時に必要なの?
たしかに、普段の生活で住所を英語で書くことはあまりないかもしれませんが、旅行先などでいざというときに慌てないためにも知っておくと安心です。
どんなシチュエーションで英語で住所を書くことがあるの?
ではシチュエーションを含め、書き方を詳しく説明していくわね。ついでに海外向けの宛名の書き方も紹介します。住所や宛名の書き方はメールにも応用できるから知っておくと便利よ。
本記事の内容
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英語で住所を書くシチュエーションとは?
- 海外に手紙や荷物を送る(送り主の住所)
- 空港で出国・入国カードに記入
- 海外旅行先でのホテルや店、レンタカーオフィスにて必要書類に記入
- 海外のウェブサイトで買い物する時
- 海外に手紙や荷物を送る(受取人の住所)
- 海外旅行先の空港で、入国カードに滞在先(ホテルなど)の住所を記入する時
英語での日本の住所の書き方
英語での住所表記はとても簡単で、日本語での表記を逆の順番にするだけでOK。
部屋番号(集合住宅の場合)→番地→町名→区名→市名→都道府県名→郵便番号→国名
例を使って、建家別にみていきましょう!
一軒家の場合
〒333−3333
大阪府大阪市桜田区下田3−5−17
3-5-17 Shimoda, Sakurada-ku, Osaka City, Osaka,333−3333, Japan
マンション(集合住宅)の場合
〒333−3333
兵庫県神戸市中央区学園都市8ー6ー4グリーンハイツ507
Green Heights #507, 8-6-4 Gakuen Toshi, Chuo-ku, Kobe City, Hyogo, 333−3333, Japan
・部屋番号の前には#をつけましょう
・英語で日本語の住所を記入する場合、マンション名などの建物名は記入せず部屋番号だけで問題ありません。上記の例の場合だと、Green Heightsを省略して#507から記入します。
建物名も記入したい、もしくは求められる場合、⚪︎⚪︎マンション、⚪︎⚪︎ハイツ、⚪︎⚪︎コーポなど様々な呼び名がありますが、下記の例のようにローマ字表記でOK。
みどりマンション Midori Mansion
グリーンハイツ Green Heights
コーポさなぎ Corpo Sanagi
海外から日本に郵便や荷物を送る時の注意点!
海外から日本に郵便や荷物を送る場合、受取人の住所は日本語表記でも大丈夫です。ただ、送り主サイドの郵便局や配達員がどこの国宛かわかるよう、わかりやすく”JAPAN”と表記しておきましょう。
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海外の住所の書き方
書く順番は、
部屋番号→ストリートナンバー(番地)→ストリートの名前→サバーブ(日本の〇〇区にあたる)→都市→州→郵便番号→国名
上記の各項目を英語で表すと以下になります。
ストリートナンバー Street number
ストリートの名前 Street name
サバーブ Suburb
都市 City
州 State
郵便番号 Zip Code
国 Country
ストリートの名前には〇〇ストリート、〇〇ロード、〇〇アベニューなど色々な呼び名があり、それぞれを略した形で書きます。一部の例を挙げておくので参考までに。
Street ST
Road RD
Avenue AV
Lane LN
Way WY
Point PT
Plaza PZ
Place PL
Parade PR
Drive DV
海外の住所を実際に書いてみよう
ここではオーストラリアを例に書いてみますが、基本的にどこの国でも同じです。
[ 部屋番号 ] 301
[ ストリートナンバー] 57
[ ストリート名] Cooper street(クーパーストリート)
[ サバーブ] Surry Hills(サリーヒルズ)
[ 都市] Sydney(シドニー)
[ 州 ] New South Wales(ニューサウスウェールズ)
[ 郵便番号 ] 2010
[ 国 ] オーストラリア
住所を英語で書いてみると
#301, 57 Cooper ST, Surry Hills, Sydney, NSW 2010, Australia
このようになります。
メールでも使える! 英語での宛名の書き方
宛名の書き方に疑問を持っている人も少なくないようです。
郵便や荷物を送る時だけでなく、メールを書く時にも使えるのでぜひ参考にしてみてください。
英語の敬称 どれを使えばいい?
英語で名前を書くときによく目にすMr.やMs.といった敬称。日本語でいう「様」にあたるものです。敬称の種類はこんな感じ
Mr. | 年齢に関係なく全ての男性に使われる |
Mrs. | 既婚女性に対して |
Miss. | 未婚女性、もしくは18歳未満の若い女性 |
Ms. | 既婚か未婚かわからない女性に対して |
Mx. | 婚姻関係を示さない、性別にこだわらない肩書き |
男性の敬称はMr.だけなのでシンプルですが、女性に関する敬称やMx.に関しては使い方が複雑です。相手の気分を害さない敬称を選ぶ必要があるのですが、それぞれについて詳しく説明します。
Mrs.
結婚している女性を指すために使われます。夫が亡くなった未亡人は、敬意を込めてミセスと呼ばれることもあります。また、離婚した女性の中には、個人の年齢や好みによって異なりますが、ミセスと呼ばれることを好む人もいます。
Miss.
未婚の女性や少女に接する場合、Missという敬称を使います。厳密には、未婚の女性なら誰にでもMissと呼べますが、一定年齢以上や離婚経験のある女性には、Missという言葉は幼くて未熟な印象を与えることがあります。
仕事関係者やフォーマルな状況では次に説明するMs.を使うのがベスト。18歳未満の若い女性に対しては、Missと呼んでも構いませんが、疑問がある場合はMs.を使うことも考えましょう。
Ms.
結婚の有無にかかわらず、すべての女性を表現するのに適切な敬称です。
大人の女性に対して、どの敬称を使えばいいかわからないときはこれ一択です。
Mx.
ノンバイナリー、つまり男性、女性といった性別で区別されたくない人に対して使える敬称です。発音はカタカナ表記でミクス。ただ、使い方はとっても難しいですよね。ある程度気心の知れた相手であればどの敬称を使えばいいのか直接聞いてみても問題ありません。
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封筒の書き方
封筒を例に、宛名や住所のレイアウトを紹介します。
当たり前のことではありますが、手書きの場合は丁寧に書くことを心がけましょう。字が読みづらかったり、レイアウトが見にくいとスムーズに受取人に到達しないことも・・・
レイアウトは上から順番に
①受取人の名前
②住所:決まりではありませんが、1行目に建物名や部屋番号、番地、区名を書き、2行目に市や都道府県、郵便番号を記載します。
③宛先国であるJAPANは大きく記載しておきましょう。
さいごに・・・
本記事で紹介した住所の書き方、用語がみなさんのお役に立てばと思います!
それではまた。